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タッキー引退の報に思うこと

2018/09/14
ここでは詳しく書いたことはなかったが、実は私はジャニーズ事務所所属の某俳優のファンである。「俳優」と書いた時点である程度限られてしまうけど(笑) そして彼がまだジュニアだった時代(世に言う「黄金期」)に人気のあった他のジュニア達のことにも少なからず興味はあるし、CDデビューして人気グループとなったいくつかのグループにはそれぞれお気に入りのメンバーがいたりもする。

昨日はその黄金期ジュニアの筆頭だったタッキー&翼の解散と、タッキーの引退、翼くんの退所というニュースが報じられ、ジャニオタさん界隈は騒然とした。私は「オタ」というほどではない軽めのファンだと自分では思っているものの、タッキーにはやっぱり思い入れが強い。なにしろジャニーズにも、その他のアイドルにも全く興味がなかった昔、テレビでタッキーを見て「こんなキレイな顔の男の子がいるのか!」と初めて興味を持ったアイドルこそがタッキーだったから。

とはいえ、「あんなにキレイな顔を持ちながら裏方に回ってしまうとはもったいない」とは思うものの、私にはタッキーのことも翼くんのことも(病気、早く治るといいね)、ジャニーズ事務所の今後のことも、あれこれ言及するほど知ってるわけでもない。だからそれについてはここでは語らないけれど、私は私でこの、特にタッキー引退の話を聞いて思うところはあった。

今年の5月、タッキーが主演・演出の舞台「滝沢歌舞伎」をはじめて観に行った。
過去記事
何年もずっと続いてきた舞台で今後も続くものだと思っていたけど、今となっては今年が最後の「滝沢歌舞伎」となってしまったんだよね。少なくとも主演としてタッキーが舞台に立つことはもうないってことらしいから。

ここ数年、「明日はどうなるかわからない」から、ぐずぐず迷っていないで見たいものは見に行こう、行きたいところには行ってみようと思いながら過ごしてきた。それは自分や自分の周辺が「明日はどうなるかわからない」からなんだけど、今回のことがあって、「見たいもの」の方だって永遠ではない、ある日突然無くなってもう見られなくなることがあるんだ!と改めて気付かされた。何だって永遠に続くわけがないのは当たり前なんだけど、それを忘れていた。

自分の好きなアイドルやグループが突然引退とか解散してしまうという経験が私にはなくて(幸せなことだけど)、今まで他人事だった。そういえば、好きだった香港俳優が活動休止に陥ったことはあったけど、あの時は「絶対、復帰する」という確信があったから、そんなにショックではなかったし。

たまたま、最後の年に「滝沢歌舞伎」を観ておいてよかったなと思ったことから、今後も気持ちとフットワークを軽くして、貪欲にやりたいことに挑戦して、後悔のないようにしようと思った。

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これは、タッキー&翼の解散を知る直前、メルカリでみつけて買った中古のDVD。タッキー&翼の2002年のコンサートDVDなんだけど、当時のジュニアがバックどころか堂々と表舞台に立っているから、それ目当てで買ったもの。購入したタイミングの偶然にちょっと驚いている。

19:17  ◆エンタメ | コメント(2)

映画 『友罪』 一般試写会&公開記念舞台挨拶

2018/06/10
5月の振り返り。

日本人俳優では一推しの”彼”の映画は律儀に観にいっている。今回の『友罪』は計3回観た。
1回目は完成披露試写会。2回目は一般試写会。完成披露試写会は監督やキャストの登壇・舞台挨拶がある。一般試写会はゲストは来なくてただ映画を観るだけ。完成披露試写会は招待ハガキは当たらなかったが、「だぶって当たった」という方から一人分の席を譲ってもらった。ラッキーだった。(その時のことはコチラに。)

一般試写会にもたくさん応募しておいたら、なんとこちらは私にも2枚の招待ハガキが届いた。なので今度は私が「はずれた人」に手をさしのべる番。以前からの知り合いのファン友さんに声をかけたら「行きます!行きます!」とのことだったので、ハガキ1枚差し上げた。一般試写会の会場はニッショーホールだった。

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毎回思うけど、同じ映画でも一度目、二度目と感じるところ、思うことは変わってくる。私なんかは1回観ただけでは消化しきれないところもあるし。さらにテレビの番宣や雑誌のインタビューで出演者の思いや撮影の裏話など知った後に観る二回目は、やはり1回目とは違った楽しみ方もある。

そしていよいよ公開初日。今年から邦画も土曜公開から金曜公開にシフトしているらしく、『友罪』も金曜公開だった。でも公開初日舞台挨拶は金曜ではなく土曜だったので、言い方も「初日舞台挨拶」ではなく「公開記念舞台挨拶」となっていた。
チケットは抽選の時と先着順購入の時とあるのだが、今回は先着方式だったので、発売時間前にはPCの前でスタンバイして無事にチケットゲット。いつもながら5分後には完売するという瞬殺ぶりだった。
そしてこれが私の『友罪』3回目の鑑賞。かなり重い内容の映画だったので、最初は「これは何度も観るのはキツイ」と思ったけど、結局いつもどおり3回観たわー(過去には4回?5回?劇場で同じ映画を観たこともあるけどね)。

舞台挨拶は2つの劇場で行われたが、私は109シネマズ二子玉川の方に行った。この劇場はお初だった。

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数年ぶりにニコタマに行ったら、大規模再開発で工事していたところがすっかりきれいなショッピングタウンになっていて、その中に新しくできたのが109シネマズ二子玉川だった。
数年前に行った時も、さらにそれより昔に行った時と駅周辺が様変わりしていて衝撃的だったので、ほんとにニコタマは行くたびに激変している。もう今は昔(20~30年前)の面影はまっっったく無い。あのひなびた駅のロータリーとかバス乗り場とか・・・。さすがに「二子玉川園」という遊園地のことは私は知らないが、その跡地にできた「ナムコ・ワンダーエッグ」や「いぬたま・ねこたま」には行ったことあったなぁ。今はそれもなくなったけど。

と、映画の話から脱線した。映画の感想はtwitterでつぶやいたから、それでいいかー。


23:46  ◆エンタメ | コメント(0)

GW中のお出掛け-滝沢歌舞伎2018-

2018/05/13
振り返り記事です。
私のGWのメインイベントはこれだった。

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一度、ジャニーさん演出の舞台を観てみたかった(でもジャニーさんは”総合演出”で、実際はほぼタッキー演出だと思われる)。
これはおもしろかったなぁ!なるほど、はまる人の気持ちもわかると思った。

出演しているのはジャニーズの人だけでなく、女性もいるしアクション系の団体の人(詳しくはわからない)もいるのだけど、でもまあ半分以上は若いジャニーズが占めている。そういう若い人たちが明日のタッキーを夢見て(タッキーを目指しているのか、他を目指しているのかは知らないが)、舞台の上でシャカリキに踊ったり歌ったり太鼓叩いたりしているのを観ていると、なんだかヒリヒリした緊張感を感じてなんともいえない気持ちになる。

それに加えて全力でお客さんを楽しませようという気概がストレートに伝わってきて、これぞエンターテインメント魂というのか、はたまた若さのエネルギーというのか、ともかくとっても楽しかった。観客の若いお嬢さん方も休憩時間や終演後、みな興奮した面持ちで「何を観てもわー、わーっておもしろかったね!!」と口々に話していたので、老いも若きも(実際、幅広い年代の方が観に来ていた)舞台から受け取ったエネルギーに圧倒されていたようだった。(あ、でも主演はもちろんタッキーです。)

私くらいの年代だと「ジャニーズなんて」とバカにする人も多いけど、こういう楽しみを知らないで生きているより、私は知ることができてよかったと思うよ。来年は光一君の「Endless SHOCK」も観てみたいな。
15:20  ◆エンタメ | コメント(0)

「東京ミッドタウン日比谷」内の「TOHOシネマズ日比谷」へ

2018/05/03
4月のお出掛けラッシュ(全部が遊びだったわけじゃない)がやっと終わるなぁと思っていたところ、最後の最後にドン!とラッキーが舞い込んだ。かねてより行きたいと思っていた某映画の完成披露試写会。せっせと応募したけど全く当たらなくて、もう諦めていたんだけど、試写会前日になって「だぶって当選したから、行きたい方は連絡ください」との書き込みをSNSでみつけた。これはもう勘でしかないのだけど「この人はイイ人」と信じて、見ず知らずの方にメッセージ。

おそらくは「行きたいです!」という連絡はきっとたくさん来ていただろうと思うのだけど、メッセージしてから数時間後に「そちらにお譲りしたい」と返信があり、当日の待ち合わせなど詳細を打ち合わせ。当節は試写会の同行者を募る際に「相場理解でお願いします」なんていう謎の言葉を添える若者も多くて、「映画1本分くらいなら払ってもいいが、それ以上吹っ掛けられたら辞退しよう」と思っていた。でもお相手は「もともと無料の招待ハガキです。お礼なんて要りませんよ。」と言ってくれて「やっぱりイイ人だ!」(試写会ハガキは転売禁止だから当然なんだけどねぇ・・・)

当日はちゃんと相手と会えるのかとドキドキしたけど、時間通りに待ち合わせ場所で合流できて、無事に試写会場に入場できた。相手の方はメールの文章から予想したとおり、というか予想以上に物腰柔らかな美しい女性で、こんな幸運を下さるなんて「女神様か?」と思った(笑)

試写会は、新しくできたTOHOシネマズ日比谷で、私は初めて行く劇場だった。前からこの界隈は映画館が多くて、いつも行くたびに迷うのだけど、今回は駅直結のはずなのにまたもやちょっとウロウロしてしまった。一度外に出たので、こんなものも見られた。工事中はどこかに収納されていたらしいゴジラ像が再登場。

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↑は同じく「東京ミッドタウン日比谷」内に新規出店した「添好運(Tim Ho Wan/ティム・ホー・ワン)」、の前の行列。平日夕方という時間帯でこんな感じ。休日だと3時間待ちとも聞いている。私は香港の添好運にも行ったことないし、出店を待ちわびていたというわけでもないけど、中華好き香港好きな私の周囲では話題になっているお店で、そのうちほとぼりが冷めたころに行ってみたいなぁと思っている。

新しい映画館 ロビーが広くてゆったりしている
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観たのはこれです
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監督、キャストの舞台挨拶付き試写会。もちろん私は主演さんの登壇が目当て。主演さん入場の際には私の席の目の前を通ってくれて「きゃ~」と嬉しかったが、その後に観た映画はなんとも重いテーマで、最初の「きゃ~」は一気に沈静した。これは何度も観るのは辛いなぁ。でも公開初日の舞台挨拶付き上映には、また行きたいと貪欲に思ってはいるけどね。たぶんまた抽選だろうから、今度は自力で当てたいものです。


12:38  ◆エンタメ | コメント(2)

回る劇場 「IHIステージアラウンド東京」へ

2018/05/02
4月の話なんだけど、回る劇場 ステージアラウンド東京へ行ってきた。何が回るのかというと、客席全体がお盆に乗って回るような感じ。私はこれが二度目のステアラでの観劇。演目はこちら、劇団☆新感線の『修羅天魔〜髑髏城の七人 Season極』でした。

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去年からやっている『髑髏城の七人』シリーズのうち、私はSeason花をこのステアラで、次のSeason鳥はライブビューイングを映画館で、Season風と月はとばして、Season極をまたステアラで観た。花、鳥、極と観たうちでは、この極が一番よかったな。なんたって、やっぱり天海祐希の存在感だの貫禄だのに圧倒された。他の女優さんとは声の出し方からして全く違うのね。さすが。朝ドラで観ていた竜星涼くんの生のお芝居もよかったなぁ。ネタばれになるから詳しくは言えないんだけど、ストーリーも極が一番好きだった。

約一年ぶりに行ったが、ステアラ前はあいかわらず野っぱらだった
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昼公演が終わって外に出たら、来る時に降っていた雨も上がって夕日がきれい
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市場前駅に向かって歩く人々
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乗換駅の豊洲駅周辺
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豊洲駅前にはコミュニティサイクル(登録制のレンタル自転車)が並んでいた
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コミュニティサイクルって初めて見たけど、機械にカードをピッとかざして借りられるから、無人なのね。都心にはこんな便利なものがあるんだなー、へーと思った次第。
23:59  ◆エンタメ | コメント(0)

3月の振り返り-映画と舞台-

2018/04/01
ここは備忘録ブログなので、一応3月のことについて振り返っておく。

前回は舞台『ムサシ』観劇まで書いたので、続き。

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日中国交正常化45周年を記念した事業の1つで、「中国映画祭 電影2018」という中華電影ファンにとってはありがたい催しがあり、私は《芳華》と《乗風破浪》の2本を観た。どちらも大好きな中国俳優が出ている映画で是非とも観たいと思ったところ、上映時間がうまいことに仕事と重ならなかったのは幸運だった。といっても1本は仕事を早退して、なんとか間に合ったのだが、そういうことができる職場で助かった。(職場ではこのところいろいろあってモヤモヤ中だが、だからこそもう遠慮なく自分のやりたいようにやると決めて早退願いを出した。)

続いてまた映画だけど、久しぶりの「映画の会」でカネシロさん主演の《喜歓[イ尓]》。私は東京国際映画祭で一度観ていたのだけど、おもしろかったので友人達に付き合って二度目の鑑賞。(いつぞや停電で上映中断になった際にもらった無料鑑賞券を使った。)

来場者プレゼントのポストカード
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ランチは新宿中村屋のカレー
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映画はとっても可愛いラブコメなので、友達と一緒に気楽に観るにはちょうどよかった。でも家族の都合やご自分の体調不良で参加できない人がいたのが残念だった。で、しみじみと思ったのが、仲良しの友人でも今後いつまで会えるのか、皆で集まれるのか、わからなくなるなぁということ。個人個人で都合をつけて会うことはなんとかできても、複数人で日程を調整して集まることが年々難しくなっている。子育てが終わって自由に遊べる期間は少なかった・・・。

さて、その次はミュージカル『HEADS UP!/ヘッズ・アップ!』へ。約一年半ぶりの赤坂ACTシアターだった。

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「バックステージで働く舞台スタッフの奮闘」を描いた群像劇なのだけど、あまりに多くの人の話を追いかけ過ぎて場面と登場人物がコロコロと入れ替わり、ストーリーがその都度途切れる感じで、その点が少し観にくいと思った。あとキャストがテレビでよく見る人たちだったが、舞台俳優やミュージカル俳優と言われる人とタレントさんとでは、やっぱり実力の違いがあるような気もした(そのどちらも混在するキャスト陣だったので、よけいにその差を感じて)。舞台初心者の私が偉そうに言うことではないけど。ともあれ楽しいお芝居ではあったし、この日はなんと千秋楽で、そんな特別な日に観劇できてよかった。

3月は合計で映画4本、舞台2本観て、まあまあ充実していた。

04:45  ◆エンタメ | コメント(0)

『ムサシ』観劇

2018/03/09
今週は「中国映画祭 電影2018」というイベントもあるので、他に一般公開のもあわせて映画を4本観る予定。あと舞台も観に行ったのでエンタメ週間である。(こういう時は家事放棄、笑)

舞台は 蜷川幸雄三回忌追悼公演『ムサシ』 (公演情報

彩の国さいたま芸術劇場
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複数の既に観た友人から「おもしろいよ~」と聞いて期待していた。ほんとに楽しいお芝居だった。
ホリプロオンラインの先行でチケットを取ったら、なんとセンターブロックの前から2列目の席!舞台全体を観るにはもう少し後ろの方がよかった気もする。一押し俳優主演の舞台に何度も通う時は、一回くらいは前の方でただひたすら主演さんの顔をガン見したいと思うけど、『ムサシ』はそうではなく、またこんなところで座席運を無駄に使ってしまった(笑)
それでも溝端淳平くんの美しいお顔を間近で見られて眼福でした。

ところで、出演者の一人の白石加代子さんの衣装が柔らか物の着物だったのだが、かなり激しく動いてタコ踊りまでしたのに、着物が全く着崩れていなかった。いったいどんな着付をしているのかしら?舞台用の衣装だから当然、着崩れない工夫はあるのだろうけど。前の方の席だったからこそ、そんなところにも注目しながらお芝居を楽しんだ。

ロビーに飾られていた。
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12:30  ◆エンタメ | コメント(2)

世田谷パブリックシアターのバックステージツアー

2018/02/11
あ、もう2月も11日?ブログさぼり過ぎでしょ(笑)
実は今年に入ってから、既に二回も風邪をひいてしまった。

まず一回目の風邪は大晦日あたりからかな。
12月の胆のう摘出手術も無事に終わり、めざましい術後の回復ぶりにいい気になっていたら咳が出だして、これがまあ治るのに二週間もかかった。で、この咳がなんとか治まって1月後半はまあまあ元気で充実はしていた。

思い出の世田パブ!
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去年の秋に3回も通った三軒茶屋の世田谷パブリックシアター。チケットの先行抽選に申し込むため、ここの「友の会」に入会していたのだが、友の会会員向けのイベント「バックステージツアー」があったので参加してみた。劇場創設20周年の記念行事だったらしい。

劇場入り口
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某所にあげた感想

世田谷パブリックシアターのバックステージツアーに参加。舞台に上がらせてもらって、「ロズギル」を思い出しながら「斗真さんはここに立ったんだなぁ」と感慨深く、楽屋フロアも通って感激!舞台や客席の高さが変わるのも体験できて、とにかくすごかった!おもしろかったです!コーヒーの無料サービスがあったり、一筆箋のお土産も。ポスター展も観てきました。友の会や劇場のスタッフさん、ありがとうございました。


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ちょうどここで上演された舞台を観たばかりだったので、個人的にとてもタイムリーな企画で、貴重な体験ができてよかった。ツアー以外に野村萬斎さんの「ボレロ」の舞いの映像も観せてもらえたし(これまた私の大好きな「ボレロ」!)、オーボエ奏者によるロビーコンサートがあったりと至れり尽くせり。

しかし何より感動したのは、楽屋フロアの廊下を通った時に、開けっ放しのドアから楽屋の中を見られたこと。鏡がたくさん並んだ大部屋がいくつかある先に畳敷きのお部屋があり、「主演さんのお部屋だ!」と一人ワクワクした。もちろんその時は公演がないので空き部屋状態だったけど、「“彼”もここを使ったんだろうな~」と思いを馳せたのであった。
14:28  ◆エンタメ | コメント(0)

着物で 《初春歌舞伎公演》 へ

2018/01/15
初春歌舞伎公演

新橋演舞場へ《初春歌舞伎公演》 の夜の部、「通し狂言 日本むかし話」を観に行った。
前に歌舞伎座に行った時はどしゃぶりの雨で着物で行くことは断念したので、今回やっと「着物で歌舞伎」という一つの夢をかなえることができた。

新作歌舞伎で演出は宮本亜門さん。いろいろな昔話をつなぎわせて1つのお話にしたような筋立てで、たとえば「かぐや姫」は月ではなくある星からやってきたとか、「花咲かじいさん」の犬は実は桃太郎の家来の犬だったとか、新解釈もありおもしろかった。それで中でも海老蔵さんが素晴らしくて、一幕で赤鬼、二幕で犬のシロ、三幕でかぐや姫に求婚するミコトを演じていたけれど、それぞれの役柄で声の出し方からガラッと変わる演じ分けもさることながら、やはりあのお顔立ちは舞台映えしてとってもかっこよかった。あっぱれな貫禄でもあり、またラストで星へ帰るかぐや姫に向けた叫びのようなセリフは、実生活で奥様を亡くされた海老蔵さんがオーバーラップして涙ものだった。

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お席は1階のいわゆる「ドブ席」と呼ばれる席で、花道の外側に当たる端の方の席。花道でミエを切るところでは役者さんの背中しか見えないのだけど、花道や舞台にも近かったので、役者さん達が客席後方からドドドッと花道を走って登場するシーンなどは大迫力だった。特に花道のスッポン()が目の前で、そこから犬のシロに扮した海老蔵さんが現われて宙乗りするところが間近に観られた。
花咲かじいさんが桜の花を咲かせるシーンでは、客席に向けて桜の花びら型の花吹雪が舞い散って、それはそれはきれいだった。

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ロビーに飾ってあった巨大羽子板

新橋演舞場は、中に入っているお店は歌舞伎座ほどは多くなかった。また16:30開演の夜の部(Bプロ)のお客さんは16時からしか入場できず、早めに行っても寒い劇場外で待たなければならない。私も知らずに早く行ってしまったが、そのような人は多くて劇場前は入場を待つ人でごった返していた。チケットに開場時間が書いてなかったのよね。

お正月公演ということで、華やかなお着物姿の人も多かった。訪問着の人もいたし、若い人はおしゃれな目立つ柄の小紋を着ている人もいて、いろいろ。そういうのを見るのも楽しかった。

そして!なんと!
終演後、友達と写真を取り合ったりしていて少し帰るのが遅くなったのだけど、駅に向かって歩き出したら出待ちの人の列ができていた。「あー、この辺りから誰か出てくるのかしら?」なんて見ていたら、ちょうど海老蔵さんが二人のお子さんを連れて出てきて、私たちの目の前にとめてあったワゴン車に乗り込んだ。窓ガラスにはスモークが貼られて車内は見えないけど、それでも皆と一緒に手を振っていたら、海老蔵さんが窓を開けて挨拶してくれた!!
道路の向こうの出待ちの人たちは寒い中、待っていたんだろうに、たまたま通りかかった私たちの方が近くで海老蔵さんのお顔を見られて、なんだか「どうも、すみません」な状況(笑) 一緒にいた友人達は「海老蔵さん、かっこよかったねー!」なんて話していたところでの生海老蔵さんだったので、いたく感激していた。

この日の帯
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骨董屋で買った帯。新春なので紅白のおめでたい柄の帯で、と思ったのだけど柄合わせが難しかった。お太鼓とタレの柄を合わせるために、こうやってシミュレーションしてみたりしたけど、実際に結んでみるとこのとおりにはならなくて苦労した。

13:21  ◆エンタメ | コメント(2)

2017年の主に趣味方面振り返りまとめ&2018年に向けて

2018/01/03
2017年があまりに楽しかったので、もう少し余韻に浸らせて。

趣味関係でいうと以下のとおり。

旅行は2月のタイ旅行のみ。(その後、義実家へ何回か行ったけれど、あれは旅行ではないし。)

劇場で観た映画
「土竜の唄 香港狂騒曲」「人魚姫/美人魚」「ロストレジェンド失われた棺の謎/尋龍訣」「ホワイトバレット/三人行」「彼らが本気で編むときは、」「新宿スワンⅡ」「ブラインド・マッサージ/推拿」「破門ふたりのヤクビョーガミ」「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」「タレンタイム」「追憶」「先生!好きになってもいいですか」「西遊記2」「シネマ歌舞伎 四谷怪談」「潜入捜査/非凡任務」「君のいる世界から僕は歩き出す/従[イ尓]的世界路過」「上海キング/上海王」「アリフ・ザ・プリン(セ)ス/阿莉芙」「Mr.Long/ミスター・ロン」「花筐」「迫り来る嵐/暴雪将至」「星空」「メイド・イン・ホンコン/香港製造」「こんなはずじゃなかった!/喜歓[イ尓]」「相愛相親」

劇場で観た演劇・ミュージカル
「宝塚星組 オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-」「エッグ・スタンド」「髑髏城の七人-花-」「レ・ミゼラブル」「髑髏城の七人-鳥ー(LV)」「ビューティフル!」「プレイヤー」「しゃばけ弐 ~空のビードロ・畳紙~」「オーランドー」「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」「ALATA」「ロッキー・ホラー・ショー」

演奏会は息子が参加したものにいくつか。あとはエキストラと番組観覧に何回か。
着付関係だと、着物関連の展覧会やイベントに行ったり、浴衣講座や着物お手入れ講座など単発の講習会に数回参加したりした他、着付仲間との例会がほぼ月に一度。こんな感じかしら?

例会といえば2017年はJ会を一度もやってなかったね!今年はぜひやりましょう。
そういえば「多肉狩り」にも行ってなかった。新しいのを狩って(買って)こなくても、今あるものが増えてはいるんだけど、そろそろ新種が欲しくもある(笑)またガーデンショップ巡りも行きたいなぁ。

去年暮れにようやく新しいミシンも購入したので、そのミシンを宝の持ち腐れにしないためにも、今年はまた手作りもやりたい。趣味の手作りだけでなく、カーテンとかテーブルクロスとかいろいろ作りたいものもあるし(布地も腐るほどあるから、あれを消費しないと・・・苦笑)

趣味というよりももっと切実な筋トレ。胆のう摘出手術のあと「腹筋運動は2~3カ月は禁止」と言われたので、カーブスは今は休会中。でもそのうち再開するか、もしくは別の何かを考えるか。ともかく筋トレは「百歳まで生きる」という野望実現のために必須だと確信しているので、何らかの形で続けたい。

というわけで、やりたいことはたくさんある。ボケボケしている暇はない。2018年も走り続けますよ!

※追記
歌舞伎座に行ったのを忘れていたので付け足し。「新作歌舞伎 極付印度伝 マハーバーラタ戦記」
23:58  ◆エンタメ | コメント(2)
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